パン職人が書いているブログだから、どうせ素人の知ったかぶりだろと思われているのか、このジャンルへの質問というのは一切ありません。まあ当然といえば当然のことなのかもしれませんが、それが「無関心」なのだとしたら非常に悲しいですね。参考になるような、一緒に勉強していけるような内容の動画をいくつかリンクに張ったりしてきましたが、ほんの少しでも今の日本の現状に気がつけていただけたら、微力ながらもこれからの日...

パン職人が書いているブログだから、どうせ素人の知ったかぶりだろと思われているのか、このジャンルへの質問というのは一切ありません。
まあ当然といえば当然のことなのかもしれませんが、それが「無関心」なのだとしたら非常に悲しいですね。
参考になるような、一緒に勉強していけるような内容の動画をいくつかリンクに張ったりしてきましたが、ほんの少しでも今の日本の現状に気がつけていただけたら、微力ながらもこれからの日本を住みやすい国にするべく、正しい方向へと政策転換いくためのお手伝いが共にできる仲間がふえてきてほしい・・・ひたすらそう願ってやみません。
どんなに正しい事を言っている動画であれ、必ず訳もわからない筋違いの非難コメントをしている人がいます。
動画でなにを伝えようとしているのかの真意が全く伝わらずに、言葉尻を捉えて避難したり、結局内容とは違う論点へのすり替えで、意図を知ろうとはしない人が多いのを見るにつけ、テレビ番組での討論会などを改めて思い浮かべてしまいます。
それは、一つの事柄について徹底的に内容で、理論で、データで見ている人が納得できるような回答を導き出すための時間のはずが、何かと論点をごまかしたり、過去の事柄を持ち出したり、違うデータに誘導したり、挙げ句には経歴や学歴で信用を得ようとするような輩が多く、「また始まったか・・・」と嫌な気持ちになるのでした。
討論番組というと、やたらと人の話の腰を折って割り込んでくるやつも多いですよね。
まともに討論している番組というものを見た記憶がありませんが、皆さんはいかがですか?
よく、「それがおもしろい」という人がいますが、そういう人はまさに対岸の火事を楽しむような人なのだと思えてなりません。
白黒はっきりさせるというのは本当に難しいですね。
さて、タイトルに有る緊縮財政ということば、さすがに皆さん知っていますよね。
しかし、この記事を読んでくださっているほとんどの人もそうだし、国民の8割以上の人がこの緊縮財政は正しいと思い込まされているとしたらどうでしょう。
思い込まされている???
そうです、思い込まされているのです。
誰によってか、それはメディアによってなのです。
緊縮財政を正当化させるためのキーワードを皆さんは常日頃から耳にしているはずです。
それは、
「厳しい財政状況」 「財政破綻」
「国の借金が過去最高を更新」 「財源」
「身を切る改革」 「少子高齢化」
これらの言葉を脳に植え付けられてしまった人は、皆消費税は社会保障に当てられていると思い込まされています。
また、国民一人当たりの借金がとうとう1000万円を超えたなどとも刷り込まれています。
したがいまして、なにをするにも「財源」が必要なのであり、増税は嫌だけどこれが「身を切る改革」なんだと黙り込んでしまうのです。
しかし何度も言いますが、そもそも税は財源ではないのです。
じゃあ何が財源になるんだ・・・・と言いますと、これはつまり「国債」という貨幣発行なのです。
国は道路を作る人、橋を作る人、役所に勤めている人、警察に勤めている人などなど、あらゆる人達への労働の対価として国債で給与を支払っています。
もっと言うと学校の先生やら政治家やら国が委託するあらゆる公共工事まで、すべての給与は国債で賄われているのです。
この時点で税収は必要ないのです。
その後、翌年に確定申告が行われてはじめて前年分の税金を収めることになるわけです。
つまり、税金は後出しなのですね。
支出(給与支払い)が先で、後から納税なのですから、給与支払いの時点では別に税金から支払っているわけではないというのが事実なのです。
で、その肝心の国債なのですが、その発行額が過去最高になってしまい、このままいくと使いすぎで破産してしまうので、増税して借金の返済に当てましょうというのが緊縮財政のロジックなわけです。
こんな図を見たことがありますでしょうか。
これは上の赤い線が国債発行、下の青い線が税収で、このままいくと税収よりも国債を使いすぎてワニのあごが外れてしまいますよ、つまり破綻してしまいますよという学者がよく使うグラフなのですが、実際には本来行われている世界各国の基準となる歳入と歳出を表すグラフにすると、けしてワニの口は広がっておらず、わざと国民を誘導するために作られたグラフなのです。
にも関わらず多くの学者はこのグラフを信じてしまっているのです。
そもそも国債発行というのは自国建て通貨を持っている国ならばどの国でも行っていて、当たり前のように毎年その額が上乗せされています。
「上乗せが続くということは、いつかは借金返済に困るんじゃないの??」
と日本国民の殆どがそう思ってしまうのには訳があるのです。
それが、政府や経済学者ですらも間違えている貨幣のプール論から来ているからなのです。
貨幣はどこかに溜まっているもの(税収)、あるいは銀行に預けている預金から支払っているという間違いなのです。
細かいことは長くなりますので、コチラの記事を参考にしてほしいと思います。
政府はお金を発行(作る)ことができますので、税収とは関係なく支出できるのです。
厳密には貨幣発行というのは何もお札を刷るわけではなく、銀行口座にパソコンで打ち込むだけで、あなたの口座残高が増えるのです。
これが国が貨幣を発行したということになります。
どこかに貯めてある一万円札を支払うわけではないのです。
ですので、国がいくら貨幣を発行したとしても、皆さんの銀行預金が使い込まれているわけでもなく、ただ記帳上国債をこれだけ発行しましたよというだけのことなのです。
ですからこれでお解りのように、返済する必要なんてまったくないのです。
より詳しく国債を知りたい方はこちら
なのに政府はなんと、私達から徴収した税金をこの架空の過去に支払われた国債の返済に当てているのです。
どういうことか分かりますか?
つまり、デジタル上にしか存在しない過去の貨幣発行額に対して、返済という名目で税金を何十兆円も投入して、この数値だけを減らすというおぞましい行為を続けているのです。
こんなことをしている国は世界で日本だけなのです。
各国はこんなことをしている日本に対して、ひたすら????????
デジタルデータの数字は減るだけで何も変わりはしないのですが、実際には私達が収めた税金であることだけは事実ですので、現金で納めた人も天引きされている人もペイペイで支払っている人も、間違いなくそのぶんの収入が減ることになるわけで、これはもう私達の税金を海に投げ捨てているだけと変わりないのです。
いや、海に捨てればもしかしたら魚の栄養になるかもしれませんが、実際には国民の汗水垂らして働いて稼いだ大切なお金を、そんなくだらないことに使っているのをご存知だったでしょうか。
消費税導入の本来の目的にもなっていた社会保障費ですが、そちらには当てずに国債の償還費という返済に当てているのです。
そして、実際の社会保障費の半分はいまだに毎年国債でまかなわれているのです。
くだらなすぎて、変な汗が出てきそうです。
これらを示すデータや解説はネット上に情報としていくらでもあります。
しかし、それでも多くの国民はいまだに「身を切る改革」を美化しているという実態が、維新の会の毎回の躍進でわかります。
大阪の実態は日本の中でもかなりやばいのですが、その大阪市民が元凶である維新の会を応援している・・・こんな話は本来ならドラマの話です。
しかし現実には何度選挙を行っても、相変わらず自公が勝ち、維新が伸びてしまう。
世界的に見てももう明らかにやばい経済状況になってしまった、その元凶を作ってきた今の政府を、
それでも支持してしまう理由って何なのでしょうか?
一つには家計と国家をごっちゃにしているという点でしょうか。
家計なら、稼いだ給与以上に使うには借金するしかなく、その借金は返さなければなりませんよね。
勤勉な日本人だからこそ、家計の支出と国の貨幣発行がゴンジャになってしまって、借りたものは返すのが当たり前だと感じてしまうからではないでしょうか。
しかし国の貨幣発行は借金ではありません。
誰からも借りているわけではないのです。
ですから、返す必要もなければ、どんなに発行額が増えても返済するようなものではないのです。
全世界で、発行した国債を返還している国なんてないのです。
国債は毎年積み上がって行くのが当たり前で、その金利なんていうものも名目上のことだけであって、大切な税金からその返済に当てるなんて愚かな行為を行っている国は日本以外にないのです。
そんな無知で意味不明な財政政策しか行えない政府を応援し続けて、この国が良くなると思いますか?
我が国の橋やトンネルや水道管の約8割がすでに対応年数をこえているそうです。
今後ますますこれらの事故が起きて、その度に修繕に莫大な費用がかかります。
そうならないように事前にメンテナンスを行えば安く済むものを、事故が起こってからでないとう動かないのです。
なぜですか?
それは「緊縮財政」だからです。
税金を無駄な投資に使うべきではないという愚かな判断に基づくからです。
どこが無駄なのですか?
対応年数が過ぎて危険が迫ることは予知できるのに、事故が起こってからしか動かないなんて、そちらの方がよほど無駄な支出につながり、かつ犠牲者はどうなるのですか?
しかも、今現在ではすでにこれらのインフラ整備の工事を行う技術者がいないそうです。
これは、公務員を減らし公共工事を減らしと、あれが無駄でこれも無駄でと削減を続けてきたあおりでこの国には技術者がいなくなってしまったのです。
また、外国から米を輸入するために米農家に減反政策を押し付け、乳業農家を圧迫して牛を減らせば補助金を出すなど、明らかに国力の要を失わせるための政策を続けてきたのが現政権です。
それでいながら太陽光発電だけは国を上げて取り組んでいますよね。
とは言え、それも国民に負担させているだけですけどね。
実際は何に使っているのかを知っただけでも頭にくるのに、それでもまだ増税を断行しようとする財務省と現政府に対して、これまでにない怒りを覚えるのと同時に、早くそのことに目を向けて頂いて、「身を切る必要なんて無いんだ」ということを早く理解してほしいと願ってやみません。
2023年8月30日
忘れることが出来ない思い出の日となりました。
それがなんと、ガソリン価格が過去最高になったというもの・・・・
ガソリンって電気やガスや水道と同じインフラです。
つまり、高いから入れるのヤーメタ!!・・・ができない生活必需品なのです。
なのに、相変わらずそんな高いガソリンに対しても容赦なく税金をかけまくり、せめて価格が安定するまでだけでも減税をという呼びかけにも、業界が混乱するからと言う名目でNOを決めた鈴木財務大臣。
こんなアホな、いやこれはもう犯罪級と言っていい国民いじめを露骨にするような政治家が大臣でいる限り、生活が豊かになるなんて夢のまた夢でしかないでしょう。
こんな記事を書いているだけで胸くそ悪くなってきた・・・