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2022-05-08 (Sun)  16:29

時代とは自分達で作るものであるはずだが・・・

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管理人の独り言として、パンに関係のない話もずいぶんと書いてきたブログではありますが、本当にそれは単なる独り言なのであって、まるで日記のようでもあり、あるいは人生録のようなものでもあり、考え方の違う人が見ればそっぽを向かれるような内容のものも多くあったと思います。

それを多くの人に拡散してほしいとまではいかないような個人的な内容がメインであった気がするのですが、わざわざ書いておきながらなぜそこまで共感を得ようとは思わなかったのかを考えたとき、「考え方、捉え方は人それぞれでいい」という思いがあったからなのです。

その根底には、基本的には平和で穏やかな世界、そしてほぼ不自由を感じないくらいの文明の発展、そして我が国日本の暮らしやすさや環境が少なくとも永遠に続くであろう・・・という希望というよりも確証に近い予想のもとに暮らしているからだと思うのです。

ところがです、まさかまさかのロシアによるウクライナ侵攻、そしてコロナによる世界恐慌。

2022年のいま、世界は「もしかしたら核戦争にまで発展するかもしれない」という驚異が目の前に立ちはだかっているのです。

我が国日本は、なんだかんだで毎年のように地震だ土砂崩れだと災害に怯えながらも、助け合いながら乗り越えてきています。

確かにそのことで命を落とす人がいる、悲しみに暮れる家族がいることは確かですが、相手が自然である以上ある程度仕方のないことだと捉えることもできたのではないでしょうか。

日本だけではなく、世界を見てもそれはある程度の頻度で自然災害に多くの人命が失われている現実があり、それらはある意味予期せぬ交通事故や病気のように、自分達ではどうしようもなかった、予測が立たない事態であったことから、悲しみを共有しながら共に立ち上がっていくことができていた気がするのです。

しかし戦争は全く違います。

本来なら一人の人が刺されただけでニュースになるような現代にあって、人が人を武器を使って殺すのです。

自然災害の場合は、誰が何の目的で死ぬことになったのかは誰にもわかりません。

しかし戦争は、明らかに目的があり、時にその目的のためになら無差別に人の命を奪うのです。

無差別にです。

赤ちゃんであろうと幼稚園児であろうとです。

奪われた家族には憎悪が残り、それが復讐心を煽るために長きにわたって恨み合うことになります。

つまり戦争などというものを選択した時点で、この人間同士の恨みの歴史が再び始まってしまうことになるのです。

再びというのは、そもそも歴史を学んできた人ならお分かりだと思いますが、この世界は数百年前までは戦争と殺戮が当たり前の世界だったのです。

ウクライナの歴史もそうですが、陸続きのヨーロッパ諸国では特にひどくて、領地の奪い合いの歴史なのです。

ときには船に乗って海の向こうの土地にまで領地を奪いにでかけていました。

日本のように海に囲まれた国なら大丈夫であろうと思いたいところですが、それはそれで国内において領土争いばかりしていましたよね。

ゲームや映画や漫画でくらいしかその事実をしならない、というよりもそもそも「人が殺し合う惨忍さ」なんて分かるはずもなく、ゲームではバッサバッサと人を切りまくり、世界統一がどうのこうのと面白がってはいるわけですが、まさかそんなことが現実にあったなんて考えも及ばないのが現代でしょう。

戦争を知らない子どもたち・・・ばかりが構成するこの時代。

「とは言っても、多少性格の悪いやつがいたとしても、さすがに人の痛みはわかるだろう。」

だから、よほどのことがない限りは人を襲うことはないはずだし、もし殺人を犯してしまったらその後の人生がどうなってしまうかくらいは分かった上で生きているはず・・・のはずだったのだが、一番やってはいけないことに手を出してしまったのが今回のウクライナ戦争なのです。

北朝鮮が核開発を行ったり、ミサイルを何度も何度も打ち上げていて、貧困化している国民をほったらかして一体何を考えているのか理解に苦しみますが、そんな完全に頭がどうかしている人物が国を仕切っている独裁国家が、私達のすぐとなりに存在しています。

また、いろいろな意味で関係や交流が多いお隣さんの中国。

ここもまた共産党が取り仕切る独裁国家で、ロシアのプーチン同様、今後何をしてもおかしくはない国なのです。

もちろんそれぞれの国民が悪いわけではありません。

すべて国家の上層部で自分たちの利権しか考えないような人達がリーダーを務めていることが問題なのです。

インターネットの普及によって、むしろ世界中の国民というのは様々な情報を共有しあい、お互いを尊重しながら毎日を暮らしています。

ところが、それぞれの国を治める権力者に狂った思想を持った人がいると、今回のように戦争が現実のものとなってしまうのです。

ちょっと前の世界の動向を考えてみてください。

環境保護だCO2削減だと言っていました。

これは基本的には、自分達が暮らす地球環境を守り、より暮らしやすい環境を手に入れようという活動のはずでした。

ところがです、そんな今時の思想とは真反対に、再び殺戮の歴史を作ろうとする輩が現れてしまったのです。

たぶん本人はそこまで大事には考えていないかもしれませんし、あくまで何かの正義を貫いているつもりなのかもしれません。

しかしやっていることは具体的な殺戮です。

災害で10人もの人が犠牲になり・・・ではすまないのです。

しかも攻撃を受けている当事者の人々は、それがいったい何のためのものなのか、なにをどう解釈すればこんなに多くの人間の命を奪うことが許されるのかを理解することはできないでしょう。

「えーっ意味わかんない」なんて次元の話ではないのです。

何の前触れすらなく明日を奪われていくのです。

こんなことが許されていいはずがありません。

世界各国がそのことに対して大きく動いていくとは思いますが、それはそれで大きく地球そのものがダメージを受けることになるのです。

いったいなぜ誰のためにもならないような、殺戮と憎悪を生むだけの手段を選んでしまうことになるのでしょうか。

どんな脳みそを持っていたら、無差別に人間を殺す、人間同士で殺し合いをさせるようなことを考え、そして実行することが出来るのでしょうか。

人間っていったい何なのでしょうか?

何のために知恵を授かったのでしょうか?

この気持を誰に向けたら良いのか、きっと皆様も同じような気持ちを持たれていることと思います。



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私自身は今回のウクライナ侵攻を受け、毎日がとても憂鬱で行楽などする気力も湧きませんが、コロナも落ち着きを見せつつある現在、沢山の人で観光地が賑わっています。

いつも思うことなのですが、世界で何が起こってもある意味「対岸の火事」なんだなと。

いや、行楽に行くことがいけないとかいう意味ではないのです。

ただ、もうすでにウクライナだけの問題では済まないことを解っているか心配してしまうのです。

たしかに今までは何があっても何とかしてきました。

全世界でのコロナ対応もそうでした、結局は馴れてきたということもあるとは思いますが、そう慌てずに構える動きになってきていると思いますし、それでこそ人類だと思うからです。

しかしそもそもロシアの動きはまともではありませんでした。

そして中国も北朝鮮も同じです。

北方領土はほぼほぼすでにロシアの言いなりですし、尖閣諸島は中国の実効支配中です。

このまま行けば、北海道と沖縄も取られてしまう日が来るでしょう。

いや、今の戦争が激化すれば、間違いなく日本にも核が再び飛んできて、大災害級どころでは済まない大惨事の可能性すらあるのです。

ここ数百年は世界を脅かすような戦争は第二次世界大戦までで、その後は各国の防衛費は抑止力のために存在し、けしてそれぞれが核を使うようなことはしないように牽制しあってきたわけですが、今回のように狂った独裁者が出てきた以上、核の嵐も予想外ではないのです。

話が核までいかなければ大丈夫ということでも済みません。

世界中でエネルギー価格が高騰し、結果すべての物価が上がっていきます。

それだけならまだましですが、食料の輸出入が滞ることで、特に我が国では食糧事情が大きく変わってきてしまうことになります。

今まで当たり前に食べてきた食材が、姿を消す日はもうすぐなのです。

しかし、圧倒的多数の人は今回のウクライナ侵攻をニュースの一つとしてしか見ていないはずです。

中には現地に行ってボランティア活動をしている人もいるでしょうし、寄付を行った人もいるでしょう。

しかし圧倒的大多数はやはり「対岸の火事」としか見ていないでしょう。

なぜなら、今までにそんなことは経験していないからであり、「誰かがなんとかしてくれる」という風潮がはびこってしまっているからなのです。

このような「他人事」では済まされない現実というのは、実はウクライナ戦争だけではないのです。

そして、もう「誰かが何とかしてくれる」時代は終わりつつあることに気がつくべきだと思うのです。




個人にも出来ることはあるこのカテゴリでは、そんな「もう独り言では済まされない」ことを多いに書き連ねて、このブログを見てくださっている方だけでも社会にNOを発信していってほしいと思っています。その為にも、何が真実で何が正義なのかをしっかり検証できる内容にしていきたいと思います。世界がいつまでも平和であることを願って・・・



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最終更新日 : 2022-05-08

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