
パンを作っていても、買い物に行っても、「なに~またなの~」と言葉を発してしまう原材料価格の高騰、そして食料品をはじめとするあらゆる生活必需品の値上げ・・・
ようやくコロナも勢いを静めてきた現在、飲食店を中心として人が集うことがようやくフリーになり、混沌とした数年間のうさを晴らしたい人々で街に活気がもどってきた・・・そんな気持ちに水を差すかのごとく続く値上げラッシュ・・・
4月には小麦粉の値上げが迫っており、パン屋さんにとっての最後の砦であった小麦粉すらいよいよさらなる値上げとなり、もう値上がってないのは塩くらいしかないのが実情でしょう。
ハード系のパンを安価で提供することを推奨してきた私にとっても、先行きが非常に厳しいと感じているところです。
今の日本にとって小麦粉及びそれに関連した小麦製品のさらなる値上がりは死活問題であることから、本来の予想よりは値上げ幅は低くなりそうではありますが、それでも他のすべての原材料が値上がりしている状況の中で、非常に痛いことは逃れられない事実でしょう。
これからの農業の問題、インフラの問題、エネルギーの問題等々、我が国では長きにわたってそれらに真剣に手を付けず、「我慢だ」「無駄遣いはやめろ」的な間違った方向に全国民が騙され、気がつけば働き方改革などといって残業を減らされて給料はさっぱり増えず、正規雇用社員として働ける男性は減る一方、おかげで結婚する人が激減して止まらぬ少子化・・・
一体いつになったら日本の政治家たちは目覚めるのでしょうか・・・
様々なデータが日本の最悪な現状を表しており、そのことに気がついている政治家も多いはずなのですが、何故か有効な政策は行われず、意味不明の「結局は増税かい!!」と言いたくなるような法案ばかり作る現政権。
とても明るい未来なんて望めない、可能性すら見えてこない現在の政策をみて、それでも多くの国民が現政権に依存するのはなぜなのでしょうか?
先日も久しぶりに母に電話をしたところ、「今は選挙で忙しいから」と言って早々に切られてしまいました。
「相変わらずだな~」と今までなら仕方なく許してきていたのですが、これだけ現政権に痛い目に合わされている現実があるのに、さらにその政党の維持に力を注いでいる無知な母に非常に腹が立ちました。
更に追い打ちをかけるように妹が選挙戦の責任者をしていると聞き、自分の家族が現政権存続のために身を削って動いていることに無性に腹がたつのでした。
無知というのはとても恐ろしいことです。
これは、よく頭の良い人が言うことだから間違いないはずだ・・・的な感覚にとらわれがちな私達のいけない部分だと思うのですが、自分でよく調べもしないで信じ切ってしまう人というのは非常に多いと思います。
民主主義国家である我が国では、そんな無知な人々も真実を伝える人々も同じ一人ですから、いつまでたっても自公政権から脱却できないですし、自分たちが投票した政党、政治家が私達の生活を奪っていることに気がつけないでいるのです。
このままだと、本当に日本は終わってしまいます。
少子高齢化という言葉は誰でも知っていると思いますが、何が原因でこうなってしまったのかを説明できる人はそう多くはいないと思います。
現実問題として皆様の周りはいかがですか?
30歳40歳になっても結婚していない人がどれくらいいますか?
正社員で働いていない人がどれくらいいますか?
政府は今異次元の少子化対策だと言って、育休手当とか子供手当などの充実を目指していますが、援護すべき対象は本当にそこでしょうか・・・
子供が少ないのはここが原因です。
私自身も高齢化の仲間入りを果たしていますが、高齢化はそれほどの問題ではありません。
言い方を変えれば長生きできる時代になっただけのことですから、いつまでも元気で、そしてはたらけるうちは大いに働いて人生を謳歌すればよいのです。
問題なのは未来の担い手である子供が極端に減ってしまうことで、これは高齢化とは関係がありません。
むしろ元気なお年寄りが国を、経済を活性化させていくことに大いに貢献する時代になった訳ですから、未来の子供たちのためにしっかりと勉強をして、正しい判断で選挙に臨み、国民を豊かにしてくれる政党・政治家を選ぶ責任があるのです。
私も一時はお世話になった、そして母と妹が命がけで守ろうとしているこちらの政党が、かつては悪口を言っていた自民党に寝返って政権をとってから早数十年・・・
いったいどうなっていますか今の皆様の生活水準は・・・
私もまもなく年金生活に入りますが、来年2024年度の年金改正により、厚生年金の平均受給額が約14万円から11万円へと減額になりそうです。
14万円が平均といっても、ここから住民税や介護保険などが天引きされて、そもそも12万円を切っていたのが、来年度からはさらに天引き額が増額され、いよいよ10万円を切ることになりそうなのです。
こんな額で生活できる人がいったいどれだけいるのでしょうか?
結局はよほどの蓄えがある人以外は永久に働け、そして取るべきものはガンガン取りますというのが現実なのです。
この国にはお金がない・・・
とんでもありません、現在日本は世界一のお金持ち国家です。
ですから、これ以上税金ばかり国民から取る必要なんてないんです。
だって国の借金が国民一人当たり900万円だって・・・
それはまったくのデタラメの大嘘で、皆さんが信用しているテレビ番組に出てくるコメンテーターや大学教授や経済学者はなんちゃって・・・なのです。
今まで信用してきた学者・大学教授・書籍・文献・経済学・テレビ番組などではない、別の視点の書籍やYou Tubeを見てみましょう。
じゃあ借金なのに返さなくていいというのか・・・
借金を返さなくてはいけないのは私達の家計で言えばまさにその通りで、踏み倒しは当然いけませんよね。
しかし国の借金と言われるものは、あくまで数字上今までに国が使ってきたお金の歴史を表しているだけなのであって、実際に一万円札の束がどこかにあって貸したり借りたりしているわけではないのです。
国が道路を作ったり、森林を整備したり、山を切り崩して街を作ったりするには、当然それを行う人員や機材と、その人達に払うお給料などがあるわけで、それは税収があろうとなかろうとやらなければならないもので、それが国会で決める予算というものなのです。
そしてその予算にしたがって運営していくのですが、実際には予算内では収まらずに確実に増加してしまいます。
なぜなら、地震や災害などが必ずどこかで起きるからで、とにかく何事にもお金がかかるのは家計と同じなのですが、唯一国と家計で違うのは、家計は給料が尽きてしまったら親類から借りるか、あるいは銀行などから借りるかして返済義務が生じるのに対して、国は政府が承認すればいくらでもお金を発行できるので、それは返済義務がないのです。
ピントこないかもしれませんが、より理解したいと思った方はこちらの記事をみてください。
また、ならばなぜそれでも政府は減税しないのか、なぜこんなにも値上げ値上げで国民生活が苦しいのに支援しないのか・・・
そんな疑問をわかりやすく解いた動画がこちらです
自公政権が悪人の集団であるとは思っていません。
ただ、あまりにも現実を無視している、見ないふりをしているのかも知れませんが、もうこのままでは本当に日本は発展途上国に戻ってしまいます。
こんな無能な政府はもう懲り懲りです・・・
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最終更新日 : 2023-03-19